オリジナル曲『Love Like Cubic』自己分析

備忘録を兼ねてやっておきます。楽曲はコチラ↓


コンセプトは「ロックンロール(ブルーズ)をなんとかしてポップス的にまとめる」と「ミクさんにブルーノートを歌わせる」。

さて、どうだろうか。

1.イントロ
G7で12小節。ロックンロールのリフ(5度と長6度が交互するやつ)をアレンジ。
コードバッキングに対してベースのリズムパターンが3拍ずつで回るので、ちょっとだまし絵的になっている。
基本のリズム的には、シンセの「んったた/んったた/・・・・」が楽曲全体を通してずっと演奏され続けている。また、これよりコード進行が複雑化するので、ドラムパターンは極力シンプルに留めている。

2.Aメロ
G7 |  |  |  |
C7/G |  |G7 F7 Bb7| C7 Am7|Eb7 A7sus4 A7|
D7 |C7 |G7/B Gm7/D E7| A7 D7

どうだろうか、実にブルーズ進行だな(錯乱)。
赤字部分だけ見るとオーソドックスなブルーズ進行で、これを部分的に細分化してかつ部分的に延長してみた。細分化というのはメロディーに合わせたコード進行を言い、延長というのは2段目が5小節になっていることを言っている。通常のブルーズは4小節×3段の12小節周り。

メロディーについて言うと、いかにブルーズ的ペンタトニックの応用範囲が広いかを確認できた。

3.Bメロ
|G7 |  |  |  |
|C7 | DbM7| AbM7 |Gm7 C7 |
|Bbm7 |Cm7 Cm7/F|DbM7 Db/Eb|  |  |

メロからサビに繋がるパート。2段目のDbM7をピボットにして転調している(key G → Ab)。メロディがいい具合にDbM7の構成音に乗ったのをいいことにチャレンジしてみた。

4.サビ
|Db Db/Eb| Eb |Fm7 Eb/F|Fm7 Ab/Gb|
|Db Db/Eb| Eb |Fm7 Eb/F|Fm7 Ab|
×2回

ここに来て急に、メロ・進行ともにシンプルになった。ここまで結構ハードな展開だったのでホッとする。
Ⅰ/Ⅱ型のオンコードが入ることでちょっとテンション感(←コード的な意味で)は上がる。真ん中のAb/GbはAb7の転回系と捉えるか。

5.ブリッジ
|Db Db/Eb| Eb |Fm7 Eb/F|Fm7 Ab|
|Db Cm7 |  |C7 D7 |(3/ 4)  |
|(4/4)G7 |・・・

転調した半音分を戻らないといけないので工夫してみた。1小節だけ3拍子なのは、イントロのベースがこのスパンで動いている暗示…ということにしよう。

2番、ギターソロを経過してCメロへGo!

6.Cメロ
|Db7/F  |  |  |Gb7  |  |  |
|Fm7 Bbm7 |Abm7 Db7 |E7  | Eb7 |  |

自作ながら個人的に最大の謎パート。ここでも部分的延長を試みた(1段目が3小節区切り)。keyは恐らくDb(メロがDbブルーズペンタだから)。とすれば、2段目のAbm7はドミナントマイナーと捉えられる。ラストのDb7→E7→ Eb7でサビのkeyであるAbにドミナントモーションできるように転調する。厳密には、サビはⅣM7で始まるのでドミナントモーションとは言えないかも。
(個人的にドミナント7thコードの平行移動は好き。調性破壊が捗る)

ラストのサビを経てエンディングへ

7.エンディング
 Db7 のみ(イントロのkey違い)

サビのコード進行の最後のAbを使ってkey Dbに転調する。サビの「Love Like Cubic/Music」のメロディーが一気にブルージィに化けた。これがハマったときは自作ながら感動した(笑)

~~ 以 上 ~~

本作のコンセプトは概ねクリアできたし、かなりお気に入りのトラックになった。また機会があれば自作語りしてみます。

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